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令和3年度福島きのこの会 逢瀬公園ミニ観察会報告
(令和3年7月)

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令和3年(2021年)年07月25日(日)に逢瀬公園主催できのこ観察会が開催されました(今回も福島きのこの会共催のミニ観察会です)

 逢瀬公園のきのこ観察会は毎回参加者が多い人気観察会です。今年も定員20名を超える参加申し込みがあったようです。参加者21名と福島きのこの会会員10名が参加しました。参加者の多くは親子連れが多く、子どもたちがきのこを見つけては大いに喜んでいました。参加されたお子さんたちは、自らきのこに触るなど積極的でした。ガイド役の会員が触って見せるので、子どもたちも警戒心無く触れるのではと思いました。
2週間前にはこの公園でも大量のきのこが発生していました。しかし、観察会当日はそれに比べると、観察種数は56種と少なかったのですが、参加者の皆さんは十分に楽しまれたようです。
観察されたきのこは普段よく見られる種でしたが、お馴染みのチチタケや大きなシロテングタケに歓声を挙げられていました。また、一般参加者受けしないのですが、傘がオリーブ色のイグチ2種やモチゲチチタケが採取されて、ベテラン会員の皆さんの興味を引いていました。
 現地採取後は観察台に皆さんが採取されたきのこを並べ、ベテラン会員の解説に耳を傾けられていました。今回の観察会でも興味深かったのは、会員が何も指示しないのに、一般参加の皆さんが採取されたきのこを、それぞれ似た種同士を同じ場所に並べていたことでした。

今回は参加者のガイド役も兼ねたので採集風景などの写真撮影が疎かになってしまいました。そのため紹介写真が極端に少ないです。
   
1.観察会前に参加者への注意喚起中です。 2.タマゴタケを見つけて盛り上がっています 3.お子さんが嬉しそうに手に持っています
4.こちらもお子さんが嬉しそうにブイサインです。
右のお子さんはこの子のお兄さんでしょうか
5.ベテラン会員のH氏による解説です 6.左同様にH氏が解説中です。
 
     
 以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
 
広義のフクロツルタケ タマゴタケ(参加者から歓声が上がった) チチタケ
(赤色系、単色系、ビロード系の3種が観察された
アイタケ ハタケシメジ オニイグチモドキ
キヒダタケ モチゲチチタケ シロテングタケ
    
傘がオリーブ色の不明イグチ(アンモニア水で赤く変色する) 傘が深いオリーブ色のイグチ(ヤマドリタケ属)