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令和3年度福島きのこの会 逢瀬公園ミニ観察会報告
(令和3年10月)

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令和3年(2021年)年10月02日(土)に逢瀬公園主催できのこ観察会が開催されました(今回も福島きのこの会共催のミニ観察会です)

 逢瀬公園のきのこ観察会は毎回参加者が多い人気観察会です。今年も定員20名を超える参加申し込みがあったようです。参加者21名と福島きのこの会会員5名が参加しました。今回の観察会には福島テレビとNHK福島放送局が取材に来られました。熱心に取材をされ当日6時45分からNHKの番組で放送されました。福島テレビは10月16日土曜日のテレポートプラスの中の「ジオグラフィック福島」で放送されるそうです。参加されたお子さんたちは、自らきのこに触るなど積極的でした。ガイド役の会員が触って見せるので、子どもたちも警戒心無く触れるのではと思いました。
観察会当日の観察種数は50種前後でした。採取前はきのこの発生が思わしくないと危惧したのですが、参加者の皆さんは十分に楽しまれたようです。
観察されたきのこは普段よく見られる種でしたが、ハタケシメジの株がいくつか見つかったことや、サクラシメジやこの公園では初めてコウタケも採取されたので、参加者の皆さんも興味を惹かれていました。
 現地採取後は観察台に皆さんが採取されたきのこを並べ、ベテラン会員の解説に耳を傾けられていました。今回の観察会でも興味深かったのは、会員が何も指示しないのに、前回同様に一般参加の皆さんが採取されたきのこを、それぞれ似た種同士を同じ場所に並べていたことでした。

今回も採取前にスライドを使ってきのこの解説をしました。毒きのこ特に3大中毒きのこ(ツキヨタケ、クサウラベニタケ、カキシメジ)とカエンタケについては詳細に解説されました。
   
1.観察会前に放送局の方と事前射つ合わせ中です 2.左と同様に事前打ち合わせ中です 3.参加者は新型コロナ感染防止で
受付で検温しています
4.逢瀬公園用に作成された観察ノートです(参加者に配布) 5.逢瀬公園内で見られる主なきのこのサムネイル画像一覧です(参加者に配布) 6.今日の観察会の説明資料です(参加者に配布)。
 
7.スライドを使って解説中です 8.三大毒きのこ中毒について解説 9.カエンタケと似ているベニナギナタタケについて解説
   
10.スライド解説を取材中です 11.きのこ観察に出るとすぐにきのこがあり、皆さんが夢中になっています 12.倒木から発生したハナビラニカワタケを観察中です。傍らで放送局が取材中です 
     
13.参加者のきのこ採取姿を放送局の方が撮影中です  14.毎回、子どもは大人顔負けできのこを見つけます。  15.別の場所に移動中です。手前の男性は何かをスマホで撮影中です 
   
16.この男性はなおもスマホで熱心に撮影を続けています 17.きのこを撮影しているのかと思ったらマムシグサ?の果実でした  18.木立の中できのこ探し中です
     
19.サクラシメジを観察中 20.慣れてきてブッシュの中も歩き始める参加者の皆さん  21.見つけたきのこを採取中
   
22.僕がリーダーだよ。皆ついておいでと思っているのかな  23.観察台にきのこを並べる参加者の皆さんです 24.カプセル入りのきのこソフトストラップを貰ってチョットだけポーズ!
     
25.きのこの鑑定中  26.きのこの解説中   
 以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
 
ハナビラニカワタケ クロラッパタケ(地味なきのこは参加者に皆さんに人気がない?) サクラシメジ(食べられるきのこは注目度が高い)
コタマゴテングタケ サマツモドキ ハエトリシメジ
ハタケシメジ(1本だけ柄の長い子実体が…) ヒロヒダタケ(乾燥気味で別種のような雰囲気) ウラベニホテイシメジ(誰もが異論無しの子実体)
     
クサウラベニタケ ホウキタケの仲間 ニガクリタケ