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令和5年度 伊達市放課後児童クラブ夏休み科学教室(テーマきのこ)報告
(令和5年8月)

      

令和5年(2023年)年7月27日(木)に伊達市放課後児童クラブ夏休み科学教室(テーマきのこ)が開催されました。

 伊達市放課後児童クラブ夏休み科学教室(テーマきのこ)が開催され、福島きのこの会会員2名が講師で参加しました。

 今回の開催は伊達市の「放課後児童クラブ夏休み科学教室」のきのこをテーマとした講師の依頼でした。テーマの内容は「キノコって何?」と題し、きのこに関する基礎的な説明、現物によるきのこの特徴などの観察、私たちの生活とのつながりなどについて、児童にお話しすることでした。対象の児童は小学生低学年(1年生〜3年生)と高学年(4年生〜6年生)60名でした。 集まった児童は小学1年生と6年生では、その理解度にかなり大きな差があると考え、資料作りなどにも苦労しました。検討を重ねた結果、きのこについて、資料に基づき一問一答形式で進めました。例としていくつか紹介してみます。@きのこは植物でいうとどこに近いと思いますかの問いに、解答として@茎(くき)や葉(は)   A花(はな)  B根(ね)の中から選択させ、そのご解答と解説を行う要領です。また、プロジェクターを使って「自然界での生き物の役割」として、植物・動物・菌類の関りや菌類の地球環境における人への関りをお話ししました。 参加者の高学年の皆さんは高い興味を示しましたが、低学年特に1年生の皆さんには、内容がかなり難しかったのではとの課題を感じました。
以下の画像は観察会の光景の一部です
一問一答形式できのことはなにか、きのこの体は何からできているか、毒きのこの見分け方など解説中です きのこの胞子紋について解説中です。
プロジェクターを使ってきのこの役割と植物や動物とのかかわりを解説中です 講師が持ち込んだきのこを見ながら写生をしている所です。低学年には課題としてやや難しかったかなと感じています