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令和7年度福島きのこの会 逢瀬公園きのこ観察会報告
(令和7年9月)

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令和7年(2025年)年9月28日(日)に逢瀬公園主催できのこ観察会が開催されました。

  令和7年99月28日(日)、逢瀬公園・緑化センター主催による「きのこ観察会(秋のきのこを探そう)」が開催されました。講師は福島きのこの会会員の広井氏で、他にも数名の会員がスタッフとして参加しました。  逢瀬公園のきのこ観察会は毎回多くの参加者で賑わう人気の催しで、今回は定員10名のところ17名が参加しました。今回はお子さんが6人ほど参加され、終始にぎやかで和やかな雰囲気となりました。また、タマゴタケが数多く観察されたこともあり、過去一番といっても過言でないほど盛り上がった観察会になりました。中でも、急斜面を軽々と登ろうとする積極的なお子さんの姿には、大人の参加者も驚きつつ、急斜面を登り切り、きのこを採取した時には大人たちから拍手喝さいが起こりました。    今回も、福島きのこの会会員のスタッフが、参加者と積極的に交流するのを楽しみながらご案内できました。  観察できたきのこの種類は少なめでしたが、タマゴタケの群生やムラサキヤマドリタケ、オオワライタケなど、特徴的な種類が見られました。スタッフの積極的な解説もあり、全体として今回は今まで以上に盛り上がった観察会となりました。特にお子さんたちの果敢な観察姿勢や詳細に観察メモを取る姿が、大人の参加者にも良い刺激を与えていたように思います。   また、タマゴタケ以外にも一般の方があまり目にしないきのこがあり、その形や色合いに興味を持って楽しまれていました。特にフサハリタケについては、傘の裏が針状になっているきのこがあることに、少なからずの参加者が大変驚かれていました。  観察会の最後には、参加者が採取したきのこを観察台に並べ、種名を記載。広井氏による解説を熱心に聞き入る姿が見られました。
以下はきのこ採集と鑑定の画像の一部です
 
1.きのこ採取に出る前に、講師からスライドで主に毒きのこについて解説がありました 2.きのこ中毒の多い毒きのこ3種や、猛毒きのこについて解説しました 3.例年通り会場裏の急坂から出発です。
4.急坂の途中で早くもきのこを見つけました 5.いつもながらその場ですぐに解説しています 6. 写真からは分かりずらいですが、かなりの急坂(もはや崖レベル)。その崖をまだ小学生前のお子さんが、果敢に登りはじめました
7.急坂をものともせず登りきり、きのこを採取しました。足腰の強さとバランス感覚の良さに驚かされ、周りの大人たちが拍手喝采でした。 8,ご覧のとおり、お母さんをサポートしていますが、手には大きなきのこがしっかりと握られています
9.ここでも講師の広井氏がきのこの解説中です 10. ただいま移動中です。小さなお子さんは保護者の方としっかり手をつないで歩かれています 11.こちらのお子さんもきのこをゲットです。お子さんから見ると、かなり大きなきのこに見えていることでしょう
 
12.この方は参加者ですが、とても熱心にきのこ撮影と、解説されたことをメモされていました 13.逢瀬公園内は広いので、また少し移動中です。 14.この坂を上ると、参加者のボルテージが一気に上がりました
   
15.坂の中途にタマゴタケが群生しています。皆さん順番に撮影されていました 16.隣の写真のタマゴタケの群生です 17. 観察会に参加されたお子さんの中で、このお子さんは特段に熱心に撮影とメモを取っていました。きのこ沼への期待大です(笑)
18.福島きのこの会のスタッフにサポートされながら撮影中です 19.「ポーズをとって」 とお願いしたら、ナイスなポージングをしてくれました
周りにいた大人たちが盛り上がった瞬間です
20.この子たちも熱心に観察してくれました 21.こちらは先ほどの福島きのこの会のスタッフが、一緒になって撮影しています。サポートお忘れ中のあるあるです
22.林内に入り各自できのこ採取中です 23.大人もお子さんに負けじと、タマゴタケ撮影中です 24.この周辺にはタマゴタケが散生しているので、大人も子供も夢中で撮影していました
25.ご家族でしょうか。仲良く撮影と観察中です 26.この方はNO13で紹介の女性です。とにかく熱心な方でした。入会してもらえると嬉しいですねぇ。 
27.採取が終わり、観察台に各自が採取したきのこを並べています。 28.この子は、このページ3度目の紹介です。逢瀬公園で観察されたきのこのリーフレットと採取きのこを見比べています   39.講師の広井氏による採取きのこの解説中です。参加者の皆さんは熱心に耳を傾けられていました

以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
 
ナラタケモドキ ミドリスギタケまたは類似種とその胞子紋。乾燥後も2色になっています
観察されたタマゴタケの紹介です
採取されたタマゴタケをサイズ別に並べてみたところです。福島きのこの会のスタッフのアイデアです。参加者の皆さんが熱心に撮影されていました
ツルタケ テングツルタケ ガンタケ(撮影で赤色がうまく出なかった)
 
カバイロツルタケ テングタケまたはガンタケ フウセンタケ属
 
イグチの仲間(触ったところが褐変している) 乾燥しすぎのムラサキヤマドリタケ イグチの仲間
ベニタケ属 ベニタケ属またはチチタケ属  フサハリタケ(比較的珍しいらしい)
 
アシグロタケ ノウタケ