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福島県産きのこリスト(PDF)


 研究・調査・報告
(本ページの文責はサイト管理人のK・Hです)
福島きのこの会及び会員の研究・調査・報告などの紹介ページ

 北海道と福島県川内村イワナの郷にしか、発生が確認されていないセンボンキツネノサカズキのDVDを作成しました。
 作成目的は、センボンキツネノサカズキが発生している川内村イワナの郷の発生場所(村有林)が、森林整備(ナラ枯れ対策)と除染事業の一環で、皆伐に近い伐採が行われるとの情報があり、後日の記録として作成したものです。
内容はセンボンキツネノサカズキの日本での発生場所と生態的特徴、福島きのこの会が行った緊急避難的な移動作業の模様を5分間のDVDにまとめたものです。

2019年(平成31年)01月27日    動画内のナレーション内容についての訂正記事です。
1989年に、北海道旭川市突哨山(とっしょうざん)で→→1988年に、北海道旭川市突哨山(とっしょうざん)で


川内村森林整備事業とセンボンキツネノサカズキの経過  
2018.12.下旬  平成30年(2018年)12月4日(火)
  
 「川内村役場にて打ち合わせた内容」

 
2017年~2018年にかけておこなわれた伐採工事は、全体計画のおよそ半分であると説明された。また、伐採の目的は放射線量の減衰とナラ枯れ対策とのこと。今ナラ枯れ対策を行わなければ山全体が全滅の被害になる可能性があるとのこと。つまりナラ枯れ対策のために、ほぼ皆伐に近い伐採を行ったことになる。
 福島きのこの会では2018年に新たな生息地の調査を行うことができず、2019年の調査に期待をしていた。しかし調査の前に川内村イワナの郷のセンボンキツネノサカズが発生している尾根続きの谷あいのほぼすべてが、皆伐に近い伐採が行われる可能性が高い。そのため、この尾根続き周辺でのセンボンキツネノサカズ生息は絶滅の可能性が高いと危惧している。。2019年に伐採されなければ現地の調査をおこなえる可能性がある。なお、センボンキツネノサカズは2017年に福島県絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。

 2017年に緊急避難的移動を行ったセンボンキツネノサカズキの周辺は、ミズナラが1本しか確認できていない。そのため、新たな移動場所と方法を模索していた。そのことを川内村役場の打ち合わせにおいて相談したところ、予算が確保された場合シルバー人材センター等を活用して、ミズナラを切り出しセンボンキツネノサカズキ移動場所周辺に置くことを検討するとのことであった。
2018.10.03    平成30年(2018年)10月3日(水)
    「川内村イワナの郷」のセンボンキツネノサカズキの調査を2名で行った。

 川内村職員から指定された場所に移動したセンボンキツネノサカズキは5株ほど発生確認ができた。 この場所は環境的にかなり良くないと思われる場所なので、来年以降も発生するか心配である。周辺にミズナラの樹木がほとんど発生していないので、今後の対策をどのようにするか検討が必要だ。
 昨年の調査では二つの沢と渓流沿いに、多数のセンボンキツネノサカズキを確認したが、今回の調査では一株も確認できない状態だった。
   

   

   伐採前に発生していた2か所の沢、林道に沿った渓流周辺は全滅したと思われる。 両沢については、作業道として埋められたので全滅は確実と思われる。その沢の奥に移動した センボンキツネノサカズキについては、樹木伐採と沢を埋めた影響と思われる乾燥がひ どく、センボンキツネノサカズキを全く確認することができなかった。今後も乾燥が続くと思われるので、来年 以降の発生は期待できない。
 下の画像は沢が埋められて作業道となった状態。この奥の一部は埋められていないが、沢全体が乾燥しているため、移動したセンボンキツネノサカズキは確認できなかった。
  
 
 伐採された樹木は横積みされて周辺に積まれている。今後このまま放置か処分するのか不明。
  

 センボンキツネノサカズキが発生していた最初の沢の向かい側渓流沿いの平たい場所は、伐採樹木をチップ状にしたも ので敷き詰められていて、来年以降の他のきのこの発生も期待できない状況である。 伐採樹木をチップ状にして敷設していることから、放射線の除染目的の伐採ではないようだ。

 チップが敷設された左側は沢になっていて、昨年はセンボンキツネノサカズキを確認できたが、今年は確認できなかった。
  

2018.06.15  昨年末に開始されたいわなの郷周辺の伐採事業のその後の進捗状況を確認した。
センボンキツネノサカズキが発生していた沢2本はほぼ完全に埋められ、伐採木を運び出すための作業道となっていた。周辺も伐採され林内の乾燥は避けられない状況と思われる。
以下の画像は伐採された状況と残された場所を伐採前のイメージとして掲載する。

現在残されている林を伐採前のイメージ画像として掲載した。この場所にはセンボンキツネノサカズキは確認されていない。。


伐採された2018.0615の現状        センボンキツネノサカズキ発生の沢が埋められ作業道になった
  

きのこ研究で功績 「広井さんに菌学会教育文化賞」
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福島県産きのこリスト(著作者・発行者:阿部 武)
  福島県産きのこリストは2013年に発刊され、その後2015年に未収録の種・新たに判明した採集記録を追加し、第2巻として発刊されました。また、第2巻の改訂版も近日発刊予定です。
この「福島県産きのこリスト」はデーターが膨大なため、PDFファイルとして本サイトに掲載することが困難であることから、表紙、目次、内容の一部を画像データー及びPDFファイルとしてここに紹介しました。

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