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令和4年度福島きのこの会 福島市小鳥の森きのこ観察会報告
(令和4年9月)

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令和4年(2022年)年9月11日(日)に福島市小鳥の森主催できのこ観察会が開催されました。

 福島市小鳥の森主催のきのこ観察会が開催されました。福島きのこの会会員が講師で参加しました。

参加者は9名で定員に達しませんでしたが、お子さんが4人参加され、暑さを忘れきのこ探しに夢中になっていました。
サイト管理人の私は撮影できませんでしたが、カエンタケが発見されました。小さな子実体でしたがテレビで話題になったせいか、皆さん興味津々で観察していました。
観察きのこは珍しい種はありませんでしたが、今回はイグチ科のきのこが多く見られました。キアミアシイグチ、コガネヤマドリ、クロアワタケ、アシナガイグチ、ヤマイグチモドキなどの他、数種のイグチの仲間が観察されました。低地の里山でヒラタケが、早くも観察されたのは注目かもしれません。
採取終了後は講師たちがきのこの鑑定をしている間に、他の講師による毒きのこの話ときのこの名前の調べ方の解説しました。鑑定がほぼ終了後に、それぞれのきのこについて特徴などを解説して終了しましたが、参加者の皆さんはベテラン会員の解説に、熱心に耳を傾けられていました。
毎回思うことですが、参加されたお子さんたちは、自らきのこに触るなど積極的でした。ガイド役の会員が触って見せるので、子どもたちも警戒心無く触れるのではと思いました。ただし、カエンタケについては十分な注意喚起をしています。
観察種数は観察台に乗せられたものは45種前後でしたが、観察のみで採取しなかったものが多くあったので、全体の観察種数は60種を超えていたと思われます。ただ、いわゆる軟質菌は、種数は多めでしたが、それぞれの種の発生量は少なめでした。それでも参加者の皆さんは大いに楽しまれたようです。
今回もこのサイトの管理人の私は、参加者のガイド役も兼ねたので採集風景などの写真撮影が疎かになってしまいました。そのため紹介写真が少なめです。
福島市の小鳥の森のスタッフの方からも写真の一部の提供を受けました。この場を借りてお礼申し上げます。
1.事前にきのことはの解説と採取の注意点の説明中です 2.ヒイロタケの採取中です。赤いきのこなど目を引くきのこには夢中でした 3.こちらもきのこを採取中です
4.参加者の皆さんが採取きのこを観察台に並べています 5.きのこの講師の皆さんが、種名を付けている間に、毒きのこやきのこの名前の調べ方の解説をしました 6.当会会長による解説中です。
7.当会事務局担当のH氏とW会長による解説です
     
 以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
     
ヒラタケ タマゴタケ マツオウジ
オオワライタケ(かなりの老菌でした) ナラタケモドキ エゴノキタケ
   
コガネヤマドリ ヤマドリタケモドキ  キアミアシイグチ 
クロアワタケ アシナガイグチ(カードは表記間違いです。
残念ながらヒポミケスキンに侵されている)