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令和5年度福島きのこの会 南相馬市博物館きのこ観察会報告
(令和5年7月)

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令和5年(2023年)年7月9日(日)に南相馬市博物館主催できのこ観察会が開催されました。

 南相馬市博物館主催のきのこ観察会が開催されました。福島きのこの会会員2名が講師で参加しました。そのほかにも数名の会員が参加しました。

 今回の観察会は猛暑の中での観察となったので、熱中症に気を付けながらのきのこ採取でした。参加者は16名で定員20名に達しませんでしたが、お子さんが5人参加され、暑さを忘れきのこ探しに夢中になっていました。あまりの暑さのせいでしょうか?当日キャンセルが親子2組6名もでてしまったようです。キャンセル待ち申込者を追加したけれど、定員に満たなかったらしいです。
現地では観察種数は34種と数は少なめだったのですが、発生数が多かったので皆さん興味津々できのこ採取を楽しまれていました。。一般参加の人たちには「遠くの珍菌より近くの普通菌」の想いをさらに強くしました。
とは言え、数日前に発生のピークを迎えていたようで、成熟したきのこが多かったのは、やや残念な気がしています。きれいな状態のきのこをたくさん見てもらいたかったと思っています
現地観察終了後にきのこを鑑定台に乗せた後きのこの種名を付けるまで、講師がプロジェクターによるきのこの解説をし、その後それぞれのきのこについて特徴などを解説して終了しました。参加者の皆さんはベテラン会員の解説に、熱心に耳を傾けられていました。特に子供たちが熱心だったのが印象的でした。
毎回思うことですが、参加されたお子さんたちは、自らきのこに触るなど積極的でした。ガイド役の会員が触って見せるので、子どもたちも警戒心無く触れるのではと思いました。
観察種数は少なめでしたが、それぞれの種の発生量が多かったので、参加者の皆さんは十分に楽しまれたようです。
以下の画像は観察会の光景の一部です
1.事前にきのこ採取の注意点の解説中です 2.配布の資料を見ながらしっかりと解説に耳を傾けていました 3.何かのきのこを見つけたようで皆さん集まっています
4.講師の方が見つけたきのこの解説中です 5.赤いきのこは初めて見たのか、皆さん熱心に観察中です 6.やらせです。お願いして指差ししてもらいました
7.講師の方が何やら大きなきのこを解説中です 8.講師が手に持った大きなきのこを、資料を見ながら解説を聞いています 9.シロオニタケを見ながら資料を見たり写真を撮ったりしています
10.シロオニタケを講師に教えてもらいながら採取中です 11.シロオニタケをきれいに掘り出すことに成功です 12.キニガイグチを前に講師の解説を聞いたり写真を撮ったりしています
     
13. 採取したきのこを手にいっぱい抱えています 14.鑑定会場に戻りきのこ名前を付けている間に、スライドを使いきのこの解説中です  15.採取したきのこの一部です。今回は種数は少なかったのですが、種ごとのきのこは多かったので、参加者がみな同じきのこを採取できたのは良かったと思います 
     
16.きのこを解説中です。皆さん熱心に耳を傾けていました 17.同じくきのこの解説中です。子どもも一番前で熱心に聞き入っています  18.お願いしたアンケートを子供も書いてくれていました 
 以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
     
シロオニタケ成菌 シロオニタケ幼菌 シロテングタケ成熟菌
タマゴタケ成熟菌 ウラグロニガイグチ幼菌 キニガイグチ
   
ニガイグチモドキ ベニタケ属  ベニタケ属だが左画像とは違う種
ツチカブリ チチタケ ホウキタケの仲間