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令和5年度福島きのこの会 福島市小鳥の森きのこ観察会報告
(令和5年8月)

    観察種一覧はこちらをクリックすると表示されます(PDFファイルです)←後日掲載予定です
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令和5年(2023年)年8月27日(日)に福島市小鳥の森主催できのこ観察会が開催されました。

 福島市小鳥の森主催のきのこ観察会に、福島きのこの会会員が講師で参加しました。

 今年の参加者募集定員は10名とのことでした。参加者は直前にキャンセルがあり定員に達しませんでしたが、お子さんが5人参加され、きのこ探しに夢中になっていました。
今年の猛暑続きで、現地採集の前は熱中症予防を考えて、採集時間を短くと思いましたが、野外は意外にも気温が上がらず予定どおりの採集時間で行いました。 また、降雨日が少なかったため、きのこの発生量は期待できないと、私を含め福島きのこの会の皆さんは考えていました。ところが林内に入ると思いのほか地面が湿りを帯びていて、多くのきのこが発生していました。参加者の皆さん特に子供さんたちは大いに楽しまれた様子でした。  今回の観察会ではいろいろなきのこが発生していましたが、特に多かったのはテングタケ科とイグチの仲間でした。中でもシロオニタケは数多く観察できました。また、シロテングタケも観察され始めてみる参加者は、その姿に驚いていました。キツネノハナガサも観察されたのですが、華奢なきのこなので持ち帰る間に粉々になってしまったのが残念です。参加者の皆さんに見てもらいたかったきのこでした。
 採取終了後はそれぞれのきのこについて特徴などを解説して終了しましたが、参加者の皆さんはベテラン会員の解説に、熱心に耳を傾けられていました。
毎回思うことですが、参加されたお子さんたちは、自らきのこに触るなど積極的でした。ガイド役の会員が触って見せるので、子どもたちも警戒心無く触れるのではと思いました。
観察種数は観察台に乗せられたものは40種ほどでしたが、、それぞれの種の発生量が多めでしたので参加者の皆さんは大いに楽しまれたようです。
今回もこのサイトの管理人の私は、参加者のガイド役も兼ねたので採集風景などの写真撮影が疎かになってしまいました。そのため紹介写真が少なめです。
本会会員のK氏より写真の提供を受けました。
1.参加者が見つけたきのこを掘り取っているところです 2.採取したきのこの特徴などを解説中です 3.お子さんが解説で教わったとおりにきのこを掘り取っています

5.採取したきのこを鑑定台に乗せ解説後に、小鳥の森担当者が最後のお話をされているところです。
4.こちらも採取したきのこの解説中です。皆さん熱心に耳を傾けられていました。
     
 以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
アシナガイグチ イロガワリキヒダタケ(変色性のあるキヒダタケです)
コテングタケモドキ クロアワタケ
ネンドタケ シロオニタケ(数多く発生していました)
ツルタケ チャニガイグチと思われるきのこです(若干自信がありません)