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令和5年度福島きのこの会 逢瀬公園きのこ観察会報告
(令和5年9月)

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令和5年(2023年)年9月30日(土)に逢瀬公園主催できのこ観察会が開催されました。

 令和5年9月30日(日)に逢瀬公園・緑化センター主催で、きのこ観察会(秋のきのこを探そう)が行われました。福島きのこの会会員の広井氏が講師で、他に数名の会員が参加しました。  逢瀬公園のきのこ観察会は毎回参加者が多い人気の観察会で、募集人数10名に対し参加者は16名となりました。今回は子供さんの参加者がいらっしゃらなかったのですが、参加者の半数程度はきのこ採りの経験者のように見えました。皆さん熱心な方達ばかりでしたが、女性の方で特に熱心な方が1人いらっしゃいました。また参加していただけると嬉しいなぁと密かに思っています。   きのこの発生種数は、46種と多くはないのですが、講師の広井氏がきのこ発生場所へ案内し、その場で丁寧に解説されたことや、参加者の皆さんがきのこの写真を撮られる方が多かったので、広い園内を探しきれないことが要因と考えています。  観察種数は前述のとおり46種で、観察されたきのこは普段よく見られる種が多かったのですが、参加者の皆さんはきのこを初めて見られた方が多いので、その形や色合いにとても興味を持って楽しまれていました。  現地採集後は参加者の皆さんが採取きのこを観察台に乗せ、種名記載後に広井氏が採取きのこについて解説され参加者は熱心に耳を傾けられていました。
以下はきのこ採集と鑑定の画像です
1.きのこ採取前に食毒きのこの見分け方をパワーポイント(スライド)で説明中です 2.管理施設からいつもどおり急階段を下りてから観察開始です 3.階段を下りるとすぐにきのこがありました
4.ナラタケモドキを撮影中です 5.講師によるチチタケの解説です 6.束生したきのこを採取しています
 
7.会員の親子できのこを採取中です 8.お子さんがきのこを手に取ってじっくり観察中です 9.会員がマンネンタケを差し出して撮らせてくれました
10.一人外れてきのこ探しをして何か見つけたようです 11.山林の中をそれぞれきのこを探しています。いろいろ採取できたようです 12.鑑定台に参加者が採取したきのこを並べています。この時間も楽しいひと時と思います 
13.若手会員からきのこの解説を聞く参加者です 14.種名の付いたきのこを参加者の皆さんが興味を持って観察中です 15.観察会終盤に講師から採取きのこの解説中です 
 
16.逢瀬公園で作成したきのこのリーフレットです 17.郡山近辺で見られる「食毒きのこの写真」を参考資料として、参加者に配布しました
 以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
 
アイタケ アカハツ エリマキツチグリ(幼菌)
クロニガイグチ 柄の無いマンネンタケ(立木などから発生する) モチゲチチタケ
ナラタケモドキ ニオイワチチタケ ノウタケ
ヌメリイグチ オオイチョウタケ(幼菌) オオワライタケ(幼菌)
サマツモドキ シロクロハツ シロオニタケ
タマゴタケ チリメンチチタケ(比較的稀少種です)  チチアワタケ 
     
チチタケ  ヤブレキチャハツ ツチカブリ