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令和7年度福島きのこの会 逢瀬公園きのこ観察会報告
(令和7年8月)

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令和7年(2025年)年7月27日(日)に逢瀬公園主催できのこ観察会が開催されました。

  令和7年7月27日(日)、逢瀬公園・緑化センター主催による「きのこ観察会(夏のきのこを探そう)」が開催されました。講師は福島きのこの会会員の広井氏で、他にも数名の会員がスタッフとして参加しました。  逢瀬公園のきのこ観察会は毎回多くの参加者で賑わう人気の催しで、今年は定員10名のところ12名が参加しました。今回はお子さんが4人参加され、終始にぎやかで和やかな雰囲気となりました。中でも、急斜面を軽々と登ろうとする積極的なお子さんの姿には、大人の参加者も驚きつつ、頼もしそうに微笑んでいたのが印象的でした。    今年は、福島きのこの会会員の外国人ご夫妻もスタッフとして参加されました。とても積極的にきのこの解説を行い、その周りには自然と参加者が集まっていました。私たちスタッフにとっても、参加者と積極的に交流することの大切さを改めて学ぶ機会となりました。  観察できたきのこの種類は少なめでしたが、タマゴタケの群生やコガネヤマドリ、ヤグラタケ、オオワライタケなど、特徴的な種類が見られました。スタッフの積極的な解説もあり、全体として今回も盛り上がった観察会となりました。特にお子さんたちの果敢な観察姿勢は、大人の参加者にも良い刺激を与えていたように思います。   また、タマゴタケ以外にも一般の方があまり目にしないきのこがあり、その形や色合いに興味を持って楽しまれていました。特にヤグラタケについては、「きのこに発生するきのこ」があることに大変驚かれていました。  観察会の最後には、参加者が採取したきのこを観察台に並べ、種名を記載。広井氏による解説を熱心に聞き入る姿が見られました。
以下はきのこ採集と鑑定の画像の一部です
   
1.きのこ観察会が始まる前から、事前採取のきのこに興味津々の参加者の皆さんです 2.現地採取の前に注意点などの説明をしています 3.例年通り会場裏の急坂から出発です。 
4.急坂の途中で早くもムラサキヤマドリタケを見つけました 5.この女性の姿勢からも急坂なのが分かります 6. ムラサキヤマドリタケをゲットし「ド〜ヤ顔」です。実はこの方が、積極的な福島きのこの会のスタッフです
7.急坂をものともせず登り、きのこ観察中です。足腰の強さとバランス感覚の良さに驚かされました 8,ご覧のとおり、お母さんをサポートしています 9. 急斜面を降りた先で、モチゲチチタケの他に、チチタケを見つけ、ポーズをとってもらいました
10.積極性と親しみやすさがあるので、観察会の最後まで参加者が集まっていました 11. タマゴタケの群生に歓声です。別の場所にもあり、さらに盛り上がった瞬間です。 12.一気にきのこ探しのボルテージが上がりました
 
13.広井講師がタマゴタケの解説中です 14.広井講師がコガネヤマドリを解説中です 15.コガネヤマドリを持ってもらいました
   
16.材上生のマンネンタケだそうです。大量の発生に皆さん興奮気味でした 17.幼菌のオオワライタケが二株ありました。大きめの株なので、成菌になると迫力がありそうです。成菌の株を見せたかったです。  18. ニセアシベニイグチを見つけ、お母さんに倣ってツンツンしています。
19.観察台にきのこが並ぶと、講師解説前に熱心に観察されていました 20.広井講師が解説中です 21.今日参加されたお子さんが、着替えられて素敵なファッションに変身されたので、ポーズをとってもらいました

以下の画像は今回採集されたきのこの一部です
モチゲチチタケ タマゴタケ ナラタケモドキ
チチタケ 材上生のマンネンタケ ニセアシベニイグチ
ヤグラタケ幼菌 クロニガイグチ キアミアシイグチ
キカラハツモドキの類似種 アシグロタケ ウコンハツ
テングツルタケ ケシロハツモドキ オオワライタケ
         
コガネヤマドリ (標本撮影にしてみました)