キヒダタケPhylloporus bellus
■イグチ科キヒダタケ属
肉眼的形態(2020.02.19記述)
発生地;
+コナラ‥ブナ科樹林混じりのアカマツ林地上
傘 ;
2-6cm +まんじゅう形→+平らに開く→+ほぼ逆円錐形状 暗褐色‥褐色‥帯赤褐色‥黄褐色‥帯オリーブ褐色
+傷んだところはしばしばより強い褐色‥暗赤褐色またはほぼ黒色
柄 ;
3-7×0.5-1p +上下同幅同幅‥下方に細まる-基部細まる +黄色‐帯褐淡黄色‥帯褐黄色 表面は帯赤褐色の+微粉状−細粒点状‥細鱗片状で下方では多少ビロード状
+基部は帯淡黄白色の菌糸に覆われる 上部にはひだに接続する縦すじがある
ひ だ;
+鮮黄色→黄褐色‥帯オリーブ褐色 褐色のシミを生じる‥ときに褐色のしみ生じる 傷つくとときに弱く青変する +柄に長く垂生
+基部にまばらな脈状の隆起あり‥互いに連絡する
肉 ;
白色‐淡紅色→黄色 変色性が無い
胞子紋;
類似種にイロガワリキヒダタケがある。イロガワリキヒダタケは図鑑によるとひだと肉が青変すること以外に肉眼的形態は同じである。
しかし、図鑑にはキヒダタケのひだは「傷つくとときに弱く青変する」との記述がある。また、イロガワリキヒダタケの青変の程度はいちじるしくなく、肉ではときに青変性を示さないこともあると記述あり。
正確な同定は顕微鏡による確認が必要と思われる。
■2019年(令和元年07月25日) 撮影地 牡丹園
■2019年(令和元年07月25日) 撮影地 牡丹園
■2018年(平成30年)08月01日 撮影地 安達太良山
■2018年(平成30年)08月01日 撮影地 安達太良山
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