コツブヒメヒガサヒトヨタケParasola leiocephala
■ナヨタケ科ヒメヒガサヒトヨタケ属
肉眼的形態(2020.03.08記述)
発生地;
+林内日影の湿った地上
傘 ;
1-2cm +ほぼ卵形‥円柱形→+まんじゅう形‥→ほぼ平ら +中央部が円盤状にくぼむ +黄褐色‥くり褐色‥→灰色 中心部は橙褐色‥濃色
+周辺に放射状の溝線あり +傘全開で溝線は扇のひだ状
柄 ;
5-9cm×1-2o +上下同幅-やや下方に太まる +基部わずかに膨らむ +白色で下方帯淡橙褐色 +中空
ヒ ダ;
類白色→淡褐色→黒色 +やや疎 +隔生 +液化しない
肉 ;
胞子紋;
胞子は扁平で表面観は広卵形-類ハート形、側面観は楕円形
類似種にヒメヒガサヒトトヨタケがある。顕鏡で胞子のサイズを確認しなければ判別不能だが、ヒメヒガサヒトヨタケは芝生、道端、草原に発生
コツブヒメヒガサヒトトヨタケは日陰の湿った地上に発生すると記載されているので、コツブヒメヒガサヒトトヨタケとした。
傘の中心部が円盤状にくぼみ、傘が全壊すると日傘に見えるのが特徴と思われる。
■2019年(令和元年)10月16日 撮影地 宇津峰山
■2019年(令和元年)10月16日 撮影地 宇津峰山
■2019年(令和元年)10月16日 撮影地 宇津峰山
■2019年(令和元年)10月16日 撮影地 宇津峰山
■2018年(平成30年)09月16日(日) 撮影地 青森県
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