クロハナビラニカワタケTremella fimbriata
■ シロキクラゲ科シロキクラゲ属
肉眼的形態(2020.02.02記述)
発生地;
+広葉樹の倒木−枯れ枝
子実体;
高さ5p前後 +不規則な花びら状裂片が重なりとなる 乾燥状態で日が当たると赤褐色、日影ではほとんど黒い褐色 +湿時暗褐色+乾燥時黒褐色
+乾燥すると収縮し堅くなる +湿時やや硬いゼラチン質 +切片はかなり薄く1mm未満
子実層面 ;
表裏両面に形成
柄 ;
肉 ;
子嚢胞子 ;
類球形‐+卵形 平滑 胞子紋は白色
乾燥子実体を水に浸すと黄褐色の色素を滲出し復元する
似た主としてクロハナビラタケがある。本種がKOH水溶液で緑色の色素を溶出するのに対し、 クロハナビラタケは赤紫色の色素を溶出するIonomidotic反応を示す点で区別可能とのネット記事あり。また、クロハナビラタケは「青森県産きのこ図鑑;著者-工藤新一」によるとシイ・カシに発生し西日本でしか確認されていないと記述されている。
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南 メルツァー液で胞子撮影画像
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南 フロキシンで染めて胞子の縁に焦点を合わせてみた。
■2016年(平成28年)05月03日 撮影地 県南 胞子の表面に焦点を合わせてみた。黒いすじ状の模様がよりハッキリ見える。これはなにかなぁ。
■2016年(平成28年)03月16日 撮影地 県南
■2016年(平成28年)03月16日 撮影地 県南
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