クロハリタケPhellodon niger
■マツバハリタケ科クロハリタケ属
肉眼的特徴(2020.03.02記述)
発生地;
広葉樹林地上-広葉樹落枝
子実体;
3-7cm +不正円形の傘と柄からなる
傘 ;
2-6cm +不正円形 +浅い皿形‥扁平 +青灰色で縁部‥白色-帯淡青灰白→‥中心部から青黒色→灰黒色 ほとんど環紋を表さない
+表面はフェルト状 +凹凸あり +乾くと形くずれ粗いしわや突起やくぼみできる
柄 ;
長さ3cm前後、幅1cm前後 +不正円柱状 +フェルト状 ‥中実
子実層托 ;
+針状 ‥白色→‥灰色-青灰色 +長さ2o内外 柄に垂生‥少し垂生
肉 ;
堅くコルク質 青黒色‐黒色
胞子紋;
胞子は類球形 無色 細かいいぼ状突起あり
傘も柄も堅い芯はKOH溶液で暗緑色になる。乾くとfenugreek「コロハ」の香りを放つと図鑑に記述されている。
fenugreek(フェヌグリーク)とは、日本ではコロハと呼ばれ種子はカレーなどの香辛料として使われ、インドの調味料であるチャツネの主原料にもなっている。つまり、カレーの香りと思ってよいだろう。
■2016年(平成28)08月26日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28)08月26日 撮影地 福島県会津
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