ニオイバライロイグチBoletus cepaeodoratusi
■イグチ科ヤマドリタケ属
肉眼的形態( 202003.27記述)
T氏のサイト「牛肝研究所」を参考とした。
発生地;
アカマツとコナラ・ミズナラ混生林地上
傘 ;
67-15p 半球形→まんじゅう形→平ら 湿時弱粘性 乾性で平滑 バラ色→老成でやや帯橙バラ色 表皮の変色性なし
柄 ;
5-13p×1.59-5p 上下同径で基部細まる-下方に向かって太まる 中実 地色は黄色 柄の中ほどまで網目表す-全面に網目を表し下方へ向かって縦長不鮮明‥ときに頂部のみもある
網目の色は頂部は黄色で下方は赤色 下部は帯赤褐色細粒点に覆われる 擦ると青変する 基部は黄白色の菌糸体に覆われる
管 孔 ;
長さ2-11o 黄色→帯緑黄色 陥入-上生 傷つくと速やかに青変する 孔口は1-3個/o 類円形→類多角形 傷つくと速やかに青変する
肉 ;
厚さ10-25o 傘肉は淡黄白色‥明黄色 柄肉はやや濃色 傷つくと弱く青変する 乾燥玉ねぎのような臭いがあるが弱い
胞子紋 ;
胞子紋はオリーブ色 胞子は楕円形、平滑、非アミロイド-弱い偽アミロイド
肉眼的形態及び顕微鏡的特徴の詳細はT氏のサイト「牛肝菌研究所」の「研究所→イグチ科きのこの記載→ニオイバライロイグチ」を確認願いたい。
私見であるが、ミヤマイロガワリとよく似ていると思っている。ミヤマイロガワリは洋風スパイス-コンソメ風-の強い香りがする。また、管孔の長さが成菌の場合に傘肉の半分弱となる。
一方のニオイバライロイグチは1/3ほどの長さである。←あくまでも目安です。ただし幼菌には当てはまらない。
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
■2016年(平成28年)09月11日 撮影地 福島県会津
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