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トガリワカクサタケHygrocybe olivaceoviridis
ヌメリガサ科 アカヤマタケ属

肉眼的形態(2020.03.25記述)

発生地;
広葉樹林内地上‥ブナ、ミズナラなど
傘  ;
2-5cm 中央部突出する円錐状鐘形→乳頭突起を持つ円錐状平ら‥→乳頭突起を持つ平ら +粘性無し 
中央オリーブ緑色‥濃色 乾くと黄色 +繊維状で周辺部裂けやすい+条線あるいはひだ模様が表面に浮き出る
柄  ;
3-8p×2-5o +粘性無し 傘と同色で乾燥で淡色‥黄色 下部は淡黄色 +円筒形 +絹様光沢あり +中空 ‥しばしば屈曲する
ヒ  ダ ;
黄色-帯橙黄色‥オリープ緑色→黄色‥橙黄色 +疎 ‥直生状垂生-+湾性状に短く垂生
肉 ;
+薄く脆い
胞子紋; 

「青森県産きのこ図鑑 工藤伸一著」によると、形態の変異が大きく今後詳細な検討が必要であるが、発生がまれなため精査されていないとのことである。
2018年(平成30年)08月26日撮影の子実体の感想標本を作製したところ、淡朱色となり、特にひだは濃朱色に変色した。
なお、乾燥温度等は60度未満の弱温風乾燥である。

         

  
■2018年(平成30年)08月26日    撮影地    福島県中通り
 
■2018年(平成30年)08月26日    撮影地    福島県中通り
  
■2018年(平成30年)08月26日    撮影地    福島県中通り
  
■2018年(平成30年)08月26日    撮影地    福島県中通り
  
■2018年(平成30年)08月26日    撮影地    福島県中通り
  

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