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ツブイボタケ?Thelephora vialis
イボタケ科イボタケ属

肉眼的形態(2020.03.22記述)

発生地;
アカマツに+広葉樹混じる林内地上
子実体;
+極短い柄から扇状-へら状の傘が集まり八重咲き花のような形 その形態はカーネーションの花を思わせる 直径15p前後
傘は幅2-4p 長さ4-8p 厚さ1-4o +先端薄く革質 ‥乾燥し+淡黄土色‥淡オリーブ色‥→淡鮮黄褐色 +放射状の小じわ状条線あり
濃藍色‥暗青色‥帯青暗色の環紋あり
子嚢盤;
傘裏面 +ゆるい畝状しわが放射状にある 小粒状疣がびっしりと並ぶ
柄  ; 

肉  ;
+柔軟な皮質 帯黄白色と帯青色の縞模様をなす 暗青色部はKOHaq.で青色色素を溶出
胞子紋;
淡褐色 胞子は瘤状突起に覆われ多角形

詳細な記述があるのは「新版北陸のきのこ図鑑」しかない。図鑑の記述とほぼあっているのだが、子嚢盤表面が平滑と記載されている。
採取されたものは小粒状疣がびっしりと並んでいると大きな違いがみられる。イボタケには乳首状突起がびっしりと並ぶとの記述があるが、
2017年(平成29年)09月08日撮影の子実体は「乳首状」とまでは言えないように思われる。とはいえ、小粒状疣がびっしりと並んでいることから、ツブイボタケと言い切れない。今後の勉強課題である。


  
■2020年(令和2年)09月22日   撮影地  浜通り
  
■2020年(令和2年)09月22日   撮影地  浜通り
  
■2020年(令和2年)09月22日   撮影地  浜通り
  
■2020年(令和2年)09月22日   撮影地  浜通り

  
■2017年(平成29年)09月08日   撮影地   川内村いわなの里
  
■2017年(平成29年)09月08日   撮影地   川内村いわなの里
  
■2017年(平成29年)09月08日   撮影地   川内村いわなの里
  
■2017年(平成29年)09月08日   撮影地   川内村いわなの里
  
■2017年(平成29年)09月08日   撮影地   川内村いわなの里
  

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