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ウスキチチタケLactarius aspideus
ベニタケ科 チチタケ属

肉眼的形態(2015.02.09記述)

発生地;
+広葉樹林内地上‥しばしば湿地のヤナギ類,カバノキ類などの下
傘  ;
3-5cm ‥饅頭形→+中央窪む平ら +湿時粘液に覆われる +縁部は最初やや内巻き ‥微毛あり ‥淡黄色−+淡黄土色) +傷つくと紫色のしみができる
柄   ;
3-8cmx5-10mm +帯黄色 +平滑 +傷つくと紫色のしみ +中空
ヒ ダ ;
‥白色‥帯淡黄白色-淡黄色 直生−垂生‥直生状に垂生 +密 +傷ついた部分は紫色のしみ
肉  ;
‥白色−+帯淡黄白色 +やや薄い ゆるやかに紫色変‥切断し空気に触れると即紫色変 +柄部も同様
乳  液;
白色→紫色変‥ゆるやかに紫変 ‥あとくちが苦い
胞子紋;
白色
    
類似種にトビチャチチタケ,ウズハツがある。下記の特徴あり。
トビチャチチタケ;傘は帯褐色−灰褐色,帯紫褐色などでほとんど環紋はない。乳液はすみやかに紫変,味は温和→多少苦味−辛み感じる。
ウズハツ;傘は帯紫褐色−帯黄土灰褐色などで,つねに同心環紋がある。乳液は紫変し,無味→辛み生じる)
本種ウスキチチタケ;傘は淡黄土色,環紋なし。

2014年09月02日 撮影地 那須甲子の子実体は,傘部の切断面が即紫色変とならいないので別種の可能性あり。

  
■2014年09月02日   撮影地  那須甲子
  
■2014年09月02日   撮影地  那須甲子
  
■2014年09月02日   撮影地  那須甲子
  
■2014年09月02日   撮影地  那須甲子
  

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