ハラタケorザラエノハラタケ近縁種
■ハラタケ科 ハラタケ属
肉眼的形態(2012.07.22記述)
発生地;
コナラ,サクラ,アカマツ混成林地上に束生
傘 ;
5-8p 釣鐘形→扁平に近い饅頭形 粘性無し 褐色表皮が縁部より細鱗片化。地肌白色。中央部は褐色表皮が残る。
柄 ;
6-9cm×0.5-1.0cm 白色でやや粉状。上下同径−基部やや細まる。上部中空,下部中実−やや随状 微かに条線あり
中上位に白色大型膜質つばあり。 中上位が淡褐色に変色しているが,胞子の色と思われる。
ヒ ダ ;
離生 密 帯黄白色→ピンク色→淡紅褐色→紫褐色
肉 ;
白色。傘表皮下は傘表面色帯びる。淡赤褐色変化。( )
胞子紋 ;
紫褐色。
「原色日本新菌類図鑑」では暫定的に2群に分類。
肉が多少とも赤変するもの;ハラタケ,ツクリタケ,モリハラタケ,ザラエノハラタケ。
肉が多少とも黄変するもの(または変色しないもの);シロオオハラタケ,オオハラタケ,シロモリノカサ,ウスキモリノカサ、ハラタケモドキ, ナガグロモリノカサ他数種ある。
本子実体は柄の肉が淡赤褐色に変化しているので,「肉が多少とも赤変するもの」のグループと思われる。よって,「ハラタケorザラエノハラタケ近縁種」とした。
■2012年07月20日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月20日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月20日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月20日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月22日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月22日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月22日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月22日 撮影地 逢瀬公園
■2012年07月23日 撮影地 逢瀬公園